guild
- 18:23 金槌の規則的な音
送った筈が届いてなかった模様。再送。
痛みの分、実感出来た。
脳には痛覚が無いから、電極挿されようが何の事やらで。
不自由を不幸と錯覚してた人からすれば、盲目は鋭い痛み。
他人は心が痛むと言っても、痛みを感じる心を失くしてて解らない。
期待かけて育てた花も、気をかける度に萎れ、何でこうなるんだの日常。
そんな毎日をただ過ごすのか。
それが不幸か幸福か。
どちらでもない当たり前の日々。
諦観も怨嗟も、混迷する意識に絡め取られ、移り変わる季節に、思考を働かせようとも、眼の眩む荒涼たる広陵なるビルの山、そこで働く人達に阻害され。
その中にあって、手足を縛られた様な不自由さ、感じるまでもなく当たり前になってきた。
鍛えられたのか麻痺したのかの判別も付け難い。
「取り敢えず」を連発した貴方の頭は単細胞。
緩んだ頭の螺旋を巻く様に、緩んだ弦を張り直してる途中。
イメージの片鱗を全体に置換して解ってるつもり。
暗中模索な頭の中の螺旋階段、駆け上ってる。
ぐるぐると廻ってる。
明瞭な視界とは正反対の精神。
試行錯誤の末の結論も、二分半で廃棄処分。
汚いものを描くから、綺麗なものが輝くって事ぐらい解ってた積もり。
今日も「つもり」を繰り返す。
それは本当なんだっけ。
綺麗なものなんて世界に存在してない気がする。
大人と子供の境界や、空と宇宙の境界の様に、曖昧な、不明瞭な「好い加減」を大切にしろよ。
死んで悲しむのは残された側の人間。
知らん人が何処で死のうが知ったこっちゃねえよ。
全て見た事の無い世界へ。
願ったって、世界中どこも一緒だな。
哀しんでる暇があったら、明日に備えて寝ろ。
それすらも、眼を閉じたらとこしえに眠ってしまう気がして怖くなった。
気が付けば目覚めていて、無駄な事だったろうか。
車輪が廻る内に進めるだけ進みたい。
煤の付いた鼻の頭を君が笑うだろう。
擦る度に広がる其れを優しく拭う仕草。
眠りの中でどんな理想を叶えても、起きた時の虚しさが増幅傾向。
喋りたくないけど誰かに声は掛けてほしい、とか勝手極まりないな。
許しを請う筈じゃなかった。
殊更、嫌になるな。
消して欲しいのは電気なんかじゃなくて、この存在。
なんて他力本願をまず止めろ。
not dead