regress progress

何も頭に入らない。元気出る筈なのに。退化も進化もせず、時間は止まったまま。ホームに俺だけ残して電車に乗った現実が過ぎてゆく。あの子の誕生日を未だに言える自分が女々しくて大嫌い。女々しいってのは男にしか使えない言葉なのか。モンスーン?涙の洪水で紙が濡れて破ける。雨音。晴耕雨読。自分自身を「高等動物」だなんてとんだナルシストね。比較して優越感?今日が取り敢えず終わる。今日で終わりも同然。解剖で断頭後、脳漿ぶちまけた。固定がうまくいってなくて失敗。「味噌がはみ出ちゃった☆」とは俺の弁。苦労は水の泡。肩だけ無駄に凝った。ところで、以下は一緒に解剖やってた女子との会話。
「○○君(ヒゲ)ってウエノコウジに似てるね」
「は?えー、似てないよ」
「似てるって!」
「…どのへんが?」
「うーん、唇を尖らすと似てる」
「仕草が?」
「いや、似てる」
何が「いや、」なのか解りかねました。マジで言われて吃驚しましたよ。台風。ハリケーン・タイフーン・サイクロン。


嵐を裂いて行け