そらトびタマシイ
- 作者: 五十嵐大介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/08/21
- メディア: コミック
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今日、生烏龍を飲もうと自販機のボタンを押したら、俺の苦手な午後ティーが出てきました。何コレ、嫌がらせ?と思いながら喉が渇いていたので飲みました。甘ッ…!高校の頃までは飲めたのに今は無理です。甘過ぎる!糖尿病になりそうよ。サラダにはドレッシングかけたくない。マヨネーズ嫌いです、きっと。果汁のジュースは喉に絡まります。美食とか少食とか、どうでもよくて食傷気味になってしまいそう。身も蓋もない言い方をすれば「胃に入ればみんな一緒じゃん」です。賛同も反対も要りません。ミモザが飲みたい。裸も布一枚もあんま変わんないと思ってしまった。思って、しまったと思った。滲む夕日に俺の眼も滲む。眼の中には小宇宙があればいい。頭が重い。心臓が意識して。市街地の死骸。扇子の匂い好き。