ANA@TOWER RECORDS SHIBUYA

ANA(あな)のライブ*1に行ってきました。

■取り敢えずセットリスト
1.血湧き肉踊る
2.SHIFT
3.SLOW
 MC他
4.AMARI
5.DRAMA

だったはず。


さて、レポります。
インストアライブといっても地下のステージで催されるので、普通のライブとそう変わりません。ロッカーが無いだけ。17時くらいから人が集まりだしたので、階段に並んでいると、何か客層が二分されているような気がする。チケットをよく見てみるとANA/ベストパートナーという文字。何か対バンがあるのか。どんな人達なんだろう。何かキャピキャピ*2した女の子達が多いけど。ぐぐってみると、何か、ストリートな感じらしいよ。ブッキングした意図が全く解らない。
入場して、前の方2列目くらいにいたのだけど、何やらおじさんおばさんが多い。明らかに親族の方々という感じ。あれ、これはもしかして、と思ったら、ギターを抱えたさわやかフォークデュオみたいな人達が出てきた。照明が眩しかったので後ろに退避。何かね、何だろ、スーツに長髪のホストみたいなお兄さんがせわしなく写真を撮ったりしてた。ビデオも開演前から回されてた。何かTV番組の企画で優勝とかいう話らしいので、そこで使うのかな。
後ろの方で観てるANA目当ての人達は腕組みをしてた。俺も無意識でしてた。
何かねえ、彼等を見る女の子達の目が無垢でキラキラし過ぎて、うわあと思った。手拍子が始まって、ピアノの発表会かよ、と思った。あと、歌詞の内容とか聴くつもりも無かったんだけど、綺麗過ぎる話で、こんなの信じられない、と思った俺は汚れてるんでしょう。
終わった途端に後ろに居た人達は前へ。ライブ前にかけられてる音楽もダンスミュージックに変わる。

サンプラーの機械のセッティングは本人にしか出来ないのか、大久保さん(メガネのボーカルギター)が弄っていた。野間さんは髪を切ったのかBOSEだった。いや、坊主頭だった。
チューニングやエフェクターのセッティングが終わり、袖へ下がって行く。漸く始まる。



ゴーストバスターズのテーマに乗せて登場!DJ風にスタート。俺は左側にいたのですが、スピーカーから「この音声は左側からだけ聞こえています」という音声(笑。 遠くで「この音声は右側(略)」
まだ大内さんは出て来ていないので、どうしたんだと思っていたら、そこで、でかい懐中電灯のようなライトを持ったフードを被ったオレンジのウィンドブレイカみたいなのを着た男が登場。みんなに光を浴びせまくる。右、真ん中、左に向かって礼をするときに元気な子供の声で「オハヨーゴザイマス!」みたいな音が! 最終的にミラーボールに光が当てられて光が拡散する。大内さん、派手な登場だ。
「血沸き肉踊る」が始まる。ベースドラムとかいう声の時とかに大久保さんの口が動くのが可笑しかった。楽しいなあ。さっきまで棒立ちだったお姉さんが躍り出す。リズムに体を揺らす。
てっきり大内さんはベースだと思っていたのだけど、ベースは居ないんだね。二人ともギター。それにしても大内さんのアクションがでかくてパフォーマンスが凄い。帽子被ってる上にフード被ってるのに、暑くないのかなと思った。大久保さんは半袖だったのに!
ANAはヒップホップと言われているけど、ラップが無いし、とても気持ち良く聴ける。エレクトロニカな部分はTHE JETZEJOHNSONと通じる部分もあるのだけれど、面白い要素が沢山で、その遊び心はコーネリアスに近い。
SHIFT、SLOWとdrillからの曲が続く。途中でANAでーす!と手を挙げたり。


続く

*1:本当はもう一組あったんだけれど、そっちは趣味じゃなかったので書きません。と書いたけれど、少し書かないと面白さが半減しそうなのでやっぱり書くことにします。

*2:死語