えーと

あれ? なんか、もうこんななの? 時間は望まなくても過ぎてくから。止まらないから。でも、ゆっくり進ませる工夫ってのはあって、それは、物事を素早くやること。しかしながら、それは物事を多くやるのと同義で、それによって疲労もすれば苦痛も伴う。どっちが良いのか判らない。苦しくても多くのことを熟(こな)すのと、楽だけど何にもせずに過ごすということ。うーん、難しい。
というわけで、知り合いのおじさんのお店で働いていますが、本物の古書店なので滅多に客が来ません。とっても暇です。こんなんでお金を貰って良いのでしょうか。煎餅もらったりお茶を注いで貰ったり。なんか、立場逆じゃない? 意欲はあるんだけどさ、このバイトは楽だけど苦痛。
拷問のひとつに「何もさせない」もしくは「無駄な事をさせる」というのがあるそうで、例えば穴をひたすら掘って、掘ったらそれを埋めさせる。なんてこった! 俺がしてるのはこれと大差ない。勤労なんてとんでもない。