脳内映写機

昨日寝れなくてラジオを久しぶりに聞いて起きれば眼瞼は痙攣してた。吉井和哉(イエモン)が「春はなんか優しくて残酷」と歌ってた。SO YOUNG. 実家の改装も徐々に進んでる。そこで地鎮式を簡易で行なった。だだっ広い赤土の上で準備は着々と整ってゆく。俺はそれを写真に収めてゆく。式を、両親を、そこにある空間を切り取って保存する。結局ビデオカメラは直らなかった。脳内の映像を保存できたら、フィルムにできたらどんなにいいだろう、と想像したりもした。夢想と空想と妄想は全部似てる様で違う。雲は晴れて快晴。縁側で食事をしていたら、精悍な顔立ちの猫が来て鳴いた。寿司の卵をちぎって差し出すと手から直に食べた。随分人に馴れた猫だ。日差しは暑いぐらい。上着を脱いだ。縁台に横になって寝てしまった。夕暮れ、母がコンポを買うというので、ついでにCDプレイヤーを買って貰った。外で食べて帰った。両親の老いを少し感じる歳になった。SO LONG.