ストロベリーショートケイクス

そしてすげー眠いんだけど寝ずに観てきます。これから上映です。
観た後は調子がやばくなければオールで壁に登らないとなので、こっちの感想はまた後になるとか。
脳が飽和状態でこんがらがってるIN MY BRAIN!

ネタバレます
秋代は刹那
塔子は思慕
ちひろ莫迦
里子は希望

裸やセックスの描写がこんなに必要だったのか、少し疑問。秋代の描写には無いと話が変わってしまうから欠かせないと思うけど、あそこまで生々しいとなぁ。塔子が脱ぐ必要はあったのか。こんな風に思うのは、「裸が多いことでこの映画を観る男が多い」みたいな語られ方をするのは非常に不本意だと思うからです。


煙草はHOPE。ショートホープ
原作と一番違うのは里子だろう。そのおかげで最後で全員が一緒になるし(映像は無いけど)。笑えるシーンは主に里子。村杉蝉之介とか出てくるし。原作ではどちらかというと脇役に思えたけれど、映画では主人公の一人としてしっかり立っている。
秋代の話が一番切なくて悲しい。原作でいちばん泣かされたのも秋代の話だった。でもベタの死を生かしきれていないのが残念だった。体を売る生き方は汚れてるように思いがちだけど、何というか、本当に大事なのは気持ちの部分なんだろう。菊池の子だったらまだ救いがあるのになぁ。
ちひろがいちばん嫌いだなあ。恋愛至上主義や占いに左右されすぎなのとか。占いなんて参考程度でしょ。塔子に頼りすぎなとこも何かなぁ。永井が嫌な男過ぎる。加瀬亮はこういう役の方がしっくりくるけど。誕生日おめでとうってアレは無いだろ。
塔子の叫びは悲痛で充ちている。それは創造者の宿命なのかもしれないが、自分の作品を大事にしてもらえなかったら憤るのは当たり前だろう。過食嘔吐は確かに塔子を描き出す上で必要なのだけれど、過食嘔吐イラストレーターって紹介の仕方をするのは何か陳腐でうすら寒いものを感じる。過食嘔吐の4文字で伝えられるようなことじゃないはずだ。

パンフレット買いました。