君が代 is freedom

式典の際、国旗への起立や国歌の斉唱を拒否した都立校教職員らに対し、都教育委員会が歌うよう職務命令を出し、従わなかった教職員を大量に懲戒処分したのは職権乱用であり、命令に強制力はなく、また、違憲であるとして、約400名の署名を集め東京地裁に訴えた事件。
原告全面勝訴、起立・国歌斉唱の義務なしの判決。


しかし、こうして見ると日本は愛国心の薄い国だと改めて気付く。外国と比べるとゼロに等しい。無論、愛国心を持てと言っているわけじゃない。どちらが良い・悪いという話でもない。
「強制ではなく、自然に歌う様にすべきである」という結論は自然で納得できる。じゃあ日の丸や国歌の意義は無かったのかと問われれば、天皇と同じく象徴的な意味合いを持つということで、象徴としてのそれに意義を見出せない人は歌う必要が無いのかと考えると疑問というか燻った思いが残る。
軍国主義を彷彿させる事から嫌悪感を持つので起立しないし歌わない」等の強い信念を持って拒否する人は、何を言われようと好きにすればいいと思う。それだけの意思があれば苦にならない筈だから。ただ、それだけの信念がある人が都内教職員だけで約400名居るとは僕には到底信じられない。
あいつが許されるなら俺も歌いたくない、と他人の尻馬に乗った協力者達の数が圧倒的に多い筈だ。日本人は隣に倣い結託したがるから。「歌うのが恥ずかしいから」なんて理由は信念ではないでしょう。
歌う歌わないは自由で、確かにとやかく言う問題ではなく、自由意思は尊重すべきだけれど、学校の行事で立たない教師って凄く態度が悪そうに思える。反社会的というか、PUNKだ(苦笑)。生徒の規範に成れそうにない感が強い。せめて場を弁えて起立して口パクでもしたらどう、仕事だろ。と少し思った。