妄想 もうよそう

女の子が「アイスクリームの海で溺れたい云々」と言うが、「凍え死ぬから!」とか、そんな話がしたいのではなく、好物を浴びる様に飲み食いしたいというのは、食欲を充足させたい、という人間に限らず殆どの動物の持つ自然な欲求であり、不可欠かつ不可避で、当たり前なのだろう、正常って事なのだろう。
で、僕の好物は、人に言うと大概は、解ってくれる人と一笑に付す人に二分されるのだが、ツナ缶である。シーチキン。海鶏ですよ。おにぎりの具としてはメジャーな方ではないだろうか。しかし僕が好きなのは飽く迄も、ツナ缶なのだ。何が違うって、酸化の具合と油分だ。また、僕はマヨネーズが好きではない。なので、醤油で味付けする。こっちの方が美味しいと思うのだが、僕は納豆は付属のタレを使わず、スクランブルエッグも醤油な程の醤油好きなので、ん、何だ、僕の本当の好物は醤油になるのか?醤油って調味料だろ、と自己完結気味の突っ込みを入れつつ。大体、ツナは鮪(マグロ)なのだから、醤油が合うのは理に適っているではないか。どうだ。
遠回りしたが、結論を言えば、僕は好物と言えどもツナの海なんかで溺れたくない!、という話。