反則めいた販促
syrup16g再結成が発表され単純にうれしい気持ちといやまだ分かんねえぞという疑念を抱えたままアルバム楽しみだなとかライブ会場こんなに広くても即完売なのかなとか思いを巡らせている内にNEW ALBUM『Hurt』収録曲とジャケ写が公開されていた。
- アーティスト: syrup16g
- 出版社/メーカー: DAIZAWA RECORDS/UK.PROJECT
- 発売日: 2014/08/27
- メディア: CD
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タイトルだけみるとなんだかうまくいえない違和感みたいのがあるけど曲を聞いてない段階でこういう話は不毛だ。それよりも昨年の生還で演った曲がそこに一曲もないことや今まで溜まりに溜まりきった未音源化の曲たちも置き去りのまま更なる新曲を11曲も書き下ろしてる辺りに五十嵐さんの"らしさ"がある。けれど同時に辛かった時期に作られた曲たちをもしも今後一切演らなくなるとすれば曲にとってもリスナーにとってもsyrup16gにとっても不幸ではないかとどうしても思ってしまう(自分のこういう他人を気遣っている風に見せかけた自己中心的な押し付けがましい願望は心底鬱陶しいのは分かっている)。
ムシャクシャして休日を全て費やして人生初ともいえるMAD動画を作ってアップロードしたりしていた。
つhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24060711
五十嵐隆『生還』で演った透明な日と映画『ゴーストワールド』(2001・米)。
停留所に年老いた老人が一人で寝てるように待っていた
あぁ このバスは今日も来ませんから
歌詞のとおりゴーストワールドという映画には2年前に廃線になったバス停のベンチでただひたすら待ち続ける老人が出てくる。結構凝縮してひたすら詰め込んだ感があってラストシーンまで使ってしまったが個人的に色々と大好きな映画なので観てほしい。10代の頃に観たのと今観るのじゃ大分印象違ったけど。あと、あまり関係ないけどコンビニに出てくる上半身裸のヌンチャク男みたいなキャラが東京怪童(望月ミネタロウ)という漫画に出てきたのを思い出した。
暫くsyrup16gを封印してたひとがこれを機にまた聴いてみたいと思えればいいなという有り触れた思いを込めて。