syrup16g『Hurt』発売記念 脳内仮想人格対談 part1
【この日記は9/22のライブレポを書くまで封印されました】
続きを読む夏が死んでしまう前に
ずっと明日とか明後日あたりまでしか考えて生きてないと思う。こんなんで生きられているのが不思議なくらい、先の予定を言われても自分の事の筈なのに全然ピンと来ない。今年も夏はただ暑く、個人的に特別な季節ではなくいつもと同じ様に職場と自宅を往復してたまに高校球児たちの頑張ってる姿をアイス食べながら見てるぬるい生活を繰り返してるだけだった。
![Hurt Hurt](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61qZWcZ2N7L._SL160_.jpg)
- アーティスト: syrup16g
- 出版社/メーカー: DAIZAWA RECORDS/UK.PROJECT
- 発売日: 2014/08/27
- メディア: CD
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そうこうしている内にsyrup16gの新しいアルバムが発売された。解散後も変わらずにずっと聴き続けてきて更新される事のなかったプレイリストに新しい11曲が加わる事は、僕にとって凪いだ湖面の様な心の平穏が掻き乱される様な不安と興奮を迎え入れるのと同義だから、周りにはわりと軽口叩いて嬉しい嬉しい言ってたけど、実は聴くのに勇気が必要だった。アルバムは地元のHMVで買ったのでステッカーが付いてきた。
まだプレイリストに追加出来てないけど代わりにカーステレオでCDを何度も聴いている今、季節が変わる匂いに色が戻った気がする。季節が変わるのが寂しさを伴うのは瞬間瞬間では気付かなかった時間の経過を否応なしに感じさせられるからだと思う。
昔は新しいアルバムが出たともなれば他の人のブログとか行けば感想とか楽に見られたんだけど、ブログっていう文化も殆ど落ち目になって、斯く言う自分も殆ど更新してないし、だからこそ中高生が新しいアルバムが出た翌日の学校で友達と「あの曲のここがいいよなー!」「そうそう、そうなんだよ!」とかそういう感想を言い合う機会が疑似的にですら無くなったのを寂しく思う。あの頃は良かったなんて言いたくはなかったのになとか、そんな歌を口ずさみたくなっちゃう時間の経過をまたしても感じつつ、くだらない感想を言い合ってるあの感覚を思い出したくて、ちょっと思いつきでやってみたい事がある。
僕はsyrup16gのファンだし、どうしても贔屓目で見てしまうから、ちょっとここはどうかなみたいな否定的な意見があまり言えない。嘘を吐きたいんじゃなくて、そんなこと思っているのはお前だけだよって嫌われるのが怖くて自分を守ろうと卑怯にも口を噤んでしまう。口は災いの元なんだけど口を開かなかったら面白いことも言えないから、ちょっと不愉快に思われても自分の思った事を思った儘に言いたいと思う。ただ、僕の儘で全ての意見を受け取るのがちょっと辛いのでセカンド自分(俺)とサード自分(私)に対談の相手になって貰おうと思う。セカンドとかサードとかいきなり何だよって言われるかもしれないけどその辺はムーたち*1って漫画の概念なんで気が向いたら読んでみるといいと思う。別に知らなくても特に問題は無いよ。
反則めいた販促
syrup16g再結成が発表され単純にうれしい気持ちといやまだ分かんねえぞという疑念を抱えたままアルバム楽しみだなとかライブ会場こんなに広くても即完売なのかなとか思いを巡らせている内にNEW ALBUM『Hurt』収録曲とジャケ写が公開されていた。
![Hurt Hurt](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61qZWcZ2N7L._SL160_.jpg)
- アーティスト: syrup16g
- 出版社/メーカー: DAIZAWA RECORDS/UK.PROJECT
- 発売日: 2014/08/27
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タイトルだけみるとなんだかうまくいえない違和感みたいのがあるけど曲を聞いてない段階でこういう話は不毛だ。それよりも昨年の生還で演った曲がそこに一曲もないことや今まで溜まりに溜まりきった未音源化の曲たちも置き去りのまま更なる新曲を11曲も書き下ろしてる辺りに五十嵐さんの"らしさ"がある。けれど同時に辛かった時期に作られた曲たちをもしも今後一切演らなくなるとすれば曲にとってもリスナーにとってもsyrup16gにとっても不幸ではないかとどうしても思ってしまう(自分のこういう他人を気遣っている風に見せかけた自己中心的な押し付けがましい願望は心底鬱陶しいのは分かっている)。
ムシャクシャして休日を全て費やして人生初ともいえるMAD動画を作ってアップロードしたりしていた。
つhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24060711
続きを読むUKFC on the Road 2013 2日目@新木場STUDIO COAST
とりいそぎ、五十嵐隆セットリストのみ
- She was beautiful
- 無効の日
- 君待ち
- デイパス
- 負け犬
- (I can't)Change the World
すべてsolo/acoustic。MCは無かったはず。Frontier Stage前はぎゅうぎゅうに混んでた。
ついったに色々感想書いたんだけど流れちゃってるので思い出したように補完できるといいなという希望的観測(絶望的)。
阿鼻叫喚のアジテーション
ひぐらしが鳴いていたから夏が終わるのかと思ったらまだ8月なりたてじゃないですか。そこまで炎天下って感じが無い。
丑の日なのでうなぎを食べに行きましたが うなぎなう って密かに回文ですね。どうでもいいな。
某いんすたで祭とか花火とかの写真とか動画を見て夏じゃんって気付くレベルで夏らしいことしてなくて死にそう(笑)。花火は終わった後の寂しさに未だに慣れない自分がいます。好きだけどね。
夏の曲といえば個人的に真心ブラザーズのサマーヌードが好きです(ドラマ一切スルーですが)。
終わってしまう夏の切なさみたいなことは一生感じていくんだろうなあと思う。
真心といえば別れの曲三部作の中に遠い夏って歌があってこれがクソ情けない縋り付いちゃう感じの男の歌なんですが、ちょっと歌詞を引用してみましょうか。
ユメではなくウソでもない 俺はもう死にたかった
捨てないでくれ 憎まないでくれ 愛してくれ 優しくしてくれよ
のっけからこれなので、一切自分からどうするとか無くて正直笑えないですけど一周回って笑えるくらいの気持ちになって聴くとすごい良い曲に聞こえるのです。
好き嫌いの感情って不思議なもので あの日あれだけ愛したひとが今は殺したいくらい憎い とか良く聞きますけど、自分は今までの人生の中でそんなに好き嫌いの感情がぶれたことがないので好きだったひとは程度の差こそあれ憎んだり嫌いになったりできないので何となく自分もこの曲の男みたいなそういった情けない類の奴だと思います。何の告白だよ。
Caledonia
ずっと前にTuneInRadioで聴いてなんとなく気になってたやつ。かっこよくはないけど。
こっちはピアノの弾き方が自由だな。